月別アーカイブ: 2020年1月

URC50周年記念プロジェクト 遠藤賢司2タイトル発売!

日本で最初のインディーズ・レーベル「URCレコード」の発足50周年を記念して、遠藤賢司の作品が2タイトルリリースされます。

・2月19日発売  遠藤賢司 / 黎明期ライヴ! 1968-1971  PCCA.04914
収録内容
1.夜汽車のブルース [第3回メッセージ・コンサート(’69,9,26/東京久保ホール)]
2.カレーライス [ロック・アウト・ロック・コンサート(’71,8,21/東京日比谷野外音楽堂)]
3.雨あがりのビル街 [第5回メッセージ・コンサート(’70,4,8/東京共立講堂)]
4.待ちすぎた僕はとても疲れてしまった [第5回メッセージ・コンサート(’70,4,8/東京共立講堂)]
5.本当だよ [あんぐら音楽祭「ジャックス・ショウ」(’69,3,21/大阪厚生年金会館中ホール)]
6.猫が眠ってる [あんぐら音楽祭「ジャックス・ショウ」(’69,3,21/大阪厚生年金会館中ホール)]
7.今日はいい日みたい [リサイタル遠藤賢司その世界(’70,12,26/日仏会館ホール)]
8.外は雨だよ [第4回フォーク・キャンプ・フェスティバル(’69,8,17/京都円山音楽堂)]
9.僕の歌を聞いてくれるあなたに [あんぐら音楽祭「ジャックス・ショウ」
(’69,3,31/東京厚生年金会館小ホール)]
10.終わりの来る前に [第2回Village Voice(’69,12,20/福岡市民会館小ホール)]

・3月18日発売  遠藤賢司/niyago  PCCA.04926
収録内容
1.夜汽車のブルース
2.ほんとだよ
3.ただそれだけ
4.君がほしい
5.雨あがりのビル街<僕は待ちすぎてとても疲れてしまった>
6.君のことすきだよ
7.猫が眠っている、NIYAGO

URC50周年の特別サイト→ https://urc.ponycanyon.co.jp/

1/25(土)より店頭販売開始 「遠藤賢司」純米吟醸酒!!

1/25(土)よりエンケン純米吟醸酒をディスクユニオン店頭で販売開始します!
飯能の五十嵐酒造が、丁寧に作った美味しい純米吟醸酒(720ml)です。
価格:2,420円(税込)

※開封後はお早めにお飲みください

こちらもオススメ
昨年末より販売中「遠藤兄弟」の追悼酒もディスクユニオン店頭で販売しております!
こちらも飯能の五十嵐酒造が、丁寧に作った美味しい純米酒(720ml)です。
価格:2,200円(税込)
是非こちらと併せてお楽しみください。

※開封後はお早めにお飲みください

■取扱い店舗
新宿日本のロック・インディーズ館(BF)
お茶の水駅前店
神保町店
下北沢店
吉祥寺店
池袋店
高田馬場店
渋谷中古センター
中野店
立川店
町田店
横浜関内店
横浜西口店
千葉店
柏店
北浦和店
大宮店
大阪店
https://diskunion.net/st/shop/

ディスクユニオンニュース↓
遠藤賢司の純米吟醸・遠藤兄弟の純米酒 <店舗受取サービス>でご注文できます

『お~い えんけん!ちゃんとやってるよ!2020』記念Tシャツ販売

2020年1月15日に渋谷クラブクアトロで開催される『お~い えんけん!ちゃんとやってるよ!2020』。公演記念Tシャツが会場限定で販売されます。
イラストはエンケンさんのライブチラシでおなじみの村松正孝氏が手掛け、裏面には出演者のお名前が入っています。税込2,800円。是非お買い求めください!

2020年1月15日(水)開催 『お~い えんけん!ちゃんとやってるよ!2020』【告知動画】

2020年1月15日開催  『お~い えんけん!ちゃんとやってるよ!2020』

出演
サニーデイ・サービス
カーネーション
岸田繁(くるり)
世話役・まとめ役:曽我部恵一

DJ
湯浅学

会場:渋谷クラブクアトロ
公演日:2020年 1月 15日(水)
18:15 開場/ 19:00 開演
前売:¥5,000 /当日:未定 (税込/スタンディング/整理番号付/ドリンク別)
※当日入場口にてドリンク代として600円頂きます。
企画:ディスクユニオン 制作:アオイスタジオ 
制作協力:遠藤賢司仕事室/ROSE RECORDS/渋谷クラブクアトロ 
お問合せ:渋谷クラブクアトロ 03-3477-8750

プレイガイド
チケットぴあ:0570-02-9999 (Pコード:170-128)
ローソンチケット:0570-084-003(Lコード:72029)
イープラス
クラブクアトロ店頭

曽我部恵一さんより

2020年1月15日(水)渋谷クラブクアトロで開催する 遠藤賢司生誕72周年『お~い えんけん!ちゃんとやってるよ!2020』。今回の世話役を担当してくださっているサニーデイ・サービスの曽我部恵一さんより「エンケンさんのこと」という素敵な文章が届きました!

***

エンケンさんのこと

去年最後に聴いたレコードはエンケンさんの『夢よ叫べ』。
45回転の12インチ二枚組になって去年、生まれ変わったこの作品。最初にCDで出たのは1996年。サニーデイが『東京』を出した年だった。
エンケンさんはぼくらが所属した小さなレコード会社に新しく入ってきて、ディレクターも同じ、ジャケットデザインもサニーデイを担当する小田島くんだったから、エンケンさんのことは憧れのロックスターだったけど、その時点でライバルにもなった。
初めてお会いしたとき「MIDI(レコード会社の名前)の後輩、‪遠藤賢司‬です!」と、冗談交じりにおっしゃった。
冗談交じりだったけど、その瞳には、君らには絶対に負けてなるものか!という炎がゆらめいて見えた。
完成したこのアルバムを聴いて、正直、「すげえな」と思った。ぼくも、「負けたくない」と思った。
その時からエンケンさんは、ぼくのライバルで先輩で友だちで後輩で師匠になったのだ。この人と競争しようと思った。

それから、いろんな場所で、たくさん叱られたし、たくさん褒めてくれた。「ごめんね」とあやまられたこともある。そして、小学校の友達のようにレコードを聴いたり、笑いあったりした。たくさんのエンケンさんの笑顔を思い出す。
エンケンさんはいろんな人にそのように接していたから、いろんな人がぼくのようにエンケンさんのことを師匠やライバルや友だちだと感じているのだろう。

エンケンさんが亡くなって、三年が経つ。
心の中でエンケンさんと交わした約束がいくつかある。
エンケンさんが亡くなってもぼくは、エンケンさんといろんな約束を交わし続ける。

寒い冬の真夜中にジョギングする時、エンケンさんが「きみならできるよ!」と言っている。練習がきつい時、エンケンさんが「練習たくさんすると指が痛くて涙が出そうになるんだよね」と言った声が聞こえる。本棚の七巻まで読んで頓挫している『大菩薩峠』が目に入るたびに「曽我部くんなら、きっと読破できると思うんだ」というエンケンさんの言葉を思い出す。

45回転の12インチになった『夢よ叫べ』は、エンケンさんの歌が、くっきりと立ち上がって響く。クリアーに、とかそんなんじゃなくて、姿勢良く、すっくと。
「俺は勝つ」にはエンケンさんの炎が燃えている。いつか見たやつだ。
「夢よ叫べ」の声には、全宇宙を支配する風のようなものが吹いている。歌い終わる息遣いには、かすかだけど消えることのないやさしさが灯る。

はたと自分の身を振り返る。
ぼくは、ちゃんとやっているだろうか?エンケンさんに「負けたくない!」と思ったあの気持ちは?

‪1月15日、エンケンさん馴染みの(ぼくたちもだけど)渋谷クラブクアトロに立って、ぼくは言おうと思ってる。‬
「おーーーい、エンケンさん!ちゃんとやってますよーーーー!!!」と。

***

2020年1月15日
渋谷クラブクアトロ

遠藤賢司生誕 72 周年
『お~い えんけん!ちゃんとやってるよ!2020』

出演
サニーデイ・サービス
カーネーション
岸田繁(くるり)
世話役・まとめ役:曽我部恵一

プレイガイド
チケットぴあ:0570-02-9999 (Pコード:170-128)
ローソンチケット:0570-084-003(Lコード:72029)
イープラス
クラブクアトロ店頭